日本時間2024年8月1日に女子ボクシング66キロ級でトランスジェンダー疑惑のあるイマネ・ケリフ選手が金メダルを獲得したで物議を出しています。
イマネ・ケリフ選手がパリ五輪の女子として出場していることに大会の最初から否定的な意見が多くありましたが、優勝したことでさらに批判が相次いでいます。
そもそも、イマネ・ケリフ選手は本当にトランスジェンダーなのでしょうか?
ここではイマネ・ケリフ選手はトランスジェンダーなのか調査し、過去の試合での扱いについてもまとめました。
【パリ五輪】女子ボクシングでイマネ・ケリフが金メダル!
パリオリンピック2024で女子ボクシング66キロ級でアルジェリア出身のイマネ・ケリフ選手が金メダルを獲得しました。
大会の始めからイマネ・ケリフ選手が出場することに賛否両論ありましたが、優勝したことで批判する意見がネット上で多くみられました。
そもそも、イマネ・ケリフ選手は本当にトランスジェンダーなのでしょうか?
次に調査内容をまとめました。
イマネ・ケリフはトランスジェンダーは本当?
イマネ・ケリフ選手は自身がトランスジェンダーであることを否定しています。
アルジェリアのメディアには
生まれた時からテストステロン値が高く、その容姿のせいでいじめにも遭っていた
とインタビューに答えていました。
イマネ・ケリフ選手がトランスジェンダーと噂され始めたのは、2023年の世界アマチュア女子ボクシング選手権で
体内から高レベルのテストステロンが検出されたためインドの競技会から除外されたことがきっかけでした。
性分化疾患では?の声も
生まれた時からということで、もしかしたら「性分化疾患」ではないかという声もあります。
IBAの試合では性分化疾患の選手は
— 福笑 (@smile106uvu) August 1, 2024
性別適正検査にてXY染色体を持っている事が証明されたので除外された
IBAでも検討に検討を重ねて
結果
競技の公平性、完全性を維持する方向性を選んでいる。
オリンピック競技での
トランスジェンダーに対する寛容力は悪くない。
でも
公平さを持って欲しい pic.twitter.com/MSyHFxMU3c
性分化疾患とは
慶応義塾大学病院
ヒトの6つの性 (表)のうち、性染色体、性腺、内性器、外性器のいずれかが非定型的な先天的体質を指します。停留精巣や尿道下裂から、非典型的な外性器でみつかる複雑な症例まで多彩な症状を現し、性染色体異常症、 46,XY性分化疾患、 46,XX性分化疾患など様々な病態が含まれます。
もし「性分化疾患」であればイマネ・ケリフ選手は女性として生きてきたという事になりますね。
しかし、疾患が分かった段階で女性選手として出場することは考えた方が良かったのかもしれません。
IBA(国際ボクシング協会)の基準は?声明を出した!
IBA(国際ボクシング協会)としてはイマネ・ケリフ選手は「他の女性選手よりも競争上の優位性があることが判明」
と声明をだしています。
IBAは声明で「この時期に、リン・ユーティン選手とイマネ・ケリフ選手、特にパリオリンピック2024への参加に関する最近のメディアの声明に対応することが適切であると考えています」と説明。 続けて「IBAはリン・ユーティン選手とイマネ・ケリフ選手をIBA女子世界ボクシング選手権ニューデリー2023から失格としました。この失格は、IBA規則に定められている女子大会への参加資格基準を満たさなかったためです。綿密な検討の末に下されたこの決定は、大会の公平性と最大限の誠実さを維持するために極めて重要かつ必要でした。注目すべきは、選手たちはテストステロン検査を受けなかったが、別途公認の検査を受けており、詳細は秘密にされている点だ。この検査により、両選手が必須の資格基準を満たしておらず、他の女性選手よりも競争上の優位性があることが判明したことが明らかになった」と世界選手権での失格の経緯を記すとともに「他の女性選手よりも競争上の優位性があることが判明」と明記した。
Yahooニュース
今回イマネ・ケリフ選手がパリオリンピックに出場出来たのは国際オリンピック委員会(IOC)の
トランスジェンダーへの基準が問題ではないかという見方があります。
パリオリンピックのトランスジェンダー参加資格は?
国際オリンピック委員会(IOC)は2024年1月にトランスジェンダーへの出場資格を見直しています。
国際オリンピック委員会(IOC)は今年1月に指針を改定。以前は男性ホルモンのテストステロン値が一定期間、基準値以下のトランス女性は女性競技に出場できるとされていたが、12歳になる前に性転換を完了した選手に限るという基準が設けられた。
男性として思春期の変化を経験したことに起因する不公平を回避するためとされる。
また、出場資格の判断が各競技組織に委ねられているため、複数の競技で厳格な基準が適用されることに。パリ五輪では陸上、自転車、水泳、ラグビー、ボート、ボクシングなど少なくとも10の競技で、性転換の年齢やホルモン値の基準などの厳しい制約が課される。
Yahooニュース
この時に追加された「12歳になる前に性転換を完了した選手に限る」という基準から多くのトランスジェンダーだ
パリオリンピックから締め出され、基準が厳しいと言われていました。
しかし、この基準に「性分化疾患」は当てはまりません。
もし、「性分化疾患」を疑われるイマネ・ケリフ選手について見ているとこの事にについての基準も明確化する
必要があったのかもしれません。
【動画】アンジェラカリーニの表情が話題!
イマネ・ケリフ選手の対戦相手アンジェラカリーニ選手の敗戦時の様子がネット上で話題になっていました。
こちらが勝敗宣言時の動画です。
アンジェラカリーニ選手はイマネ・ケリフ選手と数回拳をかわし、棄権しました。
対戦相手としてはやるせなさが残りますね。
フェアではないの声も!
今回の試合で「フェアではない」という声も多く投稿されていました。
アンフェアと思っているかたが多くいますね。
どうしても不公平さを感じる試合となりました。
まとめ
今回は「【パリ五輪】女子ボクシング金メダルはトランスジェンダーは本当?真相は!」と題しまして紹介しました。
パリオリンピック大荒れですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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