2024年8月1日に行われたパリオリンピック66キロ級・女子ボクシングの試合でトランスジェンダー疑惑の選手が金メダルを獲得したことで、
ネット上で「フェアではない」「相手選手が可哀そう」など大きな話題となっています。
過去の試合ではIBA(国際ボクシング協会)の基準により失格となっています。
ここでは女子ボクシングで注目されていたトランスジェンダー疑惑の選手についてまとめました。
【パリ五輪】女子ボクシングでトランスジェンダー疑惑の選手が金メダル!
パリオリンピックという世界の舞台で66キロ級の女子ボクシングでトランスジェンダーと噂されている選手が
金メダルを獲得したことで物議を醸しだしています。
女子ボクシングではパリオリンピックが始まる前からトランスジェンダー疑惑の選手が出場資格を得たことで
批判が相次いでいました。
パリオリンピックに出場したトランスジェンダー疑惑の選手はいったい誰なのでしょうか。
次にまとめました。
【顔画像】トランスジェンダー選手は誰?IBAでは失格!
パリオリンピックでトランスジェンダー疑惑の選手はリン・ユーティン選手(中華台北)とイマネ・ケリフ選手(アルジェリア)です。
2人はそれぞれトランスジェンダーという噂は否定しています。
なぜトランスジェンダーといわれるようになったのか詳しくみていきましょう。
リン・ユーティン(中華台北)
リン・ユーティン選手は2018年のAIBA女子世界ボクシング選手権大会のバンダム級で金メダル。
同大会の2022年フェザー級でも金メダルを獲得しました。
しかし、2023年にIBA(国際ボクシング協会)の女子世界ボクシング選手権大会で性別適正検査にて不合格となり
銅メダルをはく奪されています。
この頃からトランスジェンダーとの噂がありますが、リン・ユーティン選手自身は否定しています。
イマネ・ケリフ(アルジェリア)
2020年の東京オリンピックで初めてオリンピック進出を果たし、女子ライト級の準々決勝で敗退しています。
2022年のIBA女子世界ボクシング選手権大会では準優勝という好成績を残しました。
しかしリン・ユーティン選手同様、2023年にIBA(国際ボクシング協会)の女子世界ボクシング選手権大会の性別適正検査で
テストステロン値の高さにより決勝に進んでいましたが失格になりました。
イマネ・ケリフ選手もこの頃からトランスジェンダーとの噂がありますが自身は生まれた時からテストステロン値が高い事をアルジェリアのメディアにコメントしています。
IBA(国際ボクシング協会)がイマネ・ケリフについて声明発表!
イマネ・ケリフ選手がパリオリンピック2024で66キロ級金メダルを獲得したことで、同日の2024年8月1日に
IBA(国際ボクシング協会)が声明を出しました。
IBAは声明で「この時期に、リン・ユーティン選手とイマネ・ケリフ選手、特にパリオリンピック2024への参加に関する最近のメディアの声明に対応することが適切であると考えています」と説明。 続けて「IBAはリン・ユーティン選手とイマネ・ケリフ選手をIBA女子世界ボクシング選手権ニューデリー2023から失格としました。この失格は、IBA規則に定められている女子大会への参加資格基準を満たさなかったためです。綿密な検討の末に下されたこの決定は、大会の公平性と最大限の誠実さを維持するために極めて重要かつ必要でした。注目すべきは、選手たちはテストステロン検査を受けなかったが、別途公認の検査を受けており、詳細は秘密にされている点だ。この検査により、両選手が必須の資格基準を満たしておらず、他の女性選手よりも競争上の優位性があることが判明したことが明らかになった」と世界選手権での失格の経緯を記すとともに「他の女性選手よりも競争上の優位性があることが判明」と明記した。
Yahooニュース
この声明でIBA(国際ボクシング協会)はIOC(国際オリンピック委員会)に
「競技上の優位性を持つ選手に競技に参加することを許可している理由」の回答を強く求めています。
個人的に、東京オリンピックではイマネ・ケリフ選手が出場することに何も騒ぎになりませんでしたが、
今になってここまで騒ぎになることに違和感を感じます。
まとめ
今回は「【パリ五輪】女子ボクシングのトランスジェンダー選手は誰?IBAでは失格!」と題しまして紹介しました。
トランスジェンダーと噂になっていますが、違うようですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント