2024年1月24日に脚本家・相沢友子さんがSNS上に「セクシー田中さん」のドラマ制作過程でトラブルがあったような投稿をしました。
これに対して、原作者・芦原妃名子さんが小学館と共に認識している事実として詳細な状況を説明を自身のブログで
公開しました。
ここでは芦原妃名子のブログ全文と内容をまとめました。
相沢友子がセクシー田中ドラマ制作でトラブルを示唆する内容を投稿
2024年1月24日に脚本家・相沢友子さんがSNS上で「セクシー田中さん」のドラマ制作でトラブルがあったような
投稿をしました。
「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり」
「過去に経験したことのない事態で困惑しましたが」
「残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました。」
これに対して原作者・芦原妃名子さんが状況説明をブログにて公開しました。
芦原妃名子のブログ全文!
2024年1月26日に投稿された芦原妃名子さんのブログ全文です。
内容が複雑なのでまとめても長くなりましたが、まとめました。
ブログの前提
・ブログは芦原妃名子と小学館で時系列にそって事実関係を再確認し、文章も小学館と確認している
・ドラマが終了するまで脚本家と一度も会っていない
・監督、演出、ドラマ制作スタッフともドラマの内容について直接話す機会がなかった
ドラマ化の条件
・「セクシー田中さん」は漫画の結末を定めていない、連載中の作品のためドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」
・「原作者があらすじからセリフまで」用意する。
・原作者が用意したものは原則変更して欲しくないのでそのまま脚本化できる人を想定する必要がある
・場合によっては原作者が執筆する可能性もある
原作者・芦原妃名子さんはこれらの条件が脚本家さんや監督さんなどドラマ制作スタッフに対して「大変失礼な条件」
だと自覚があったため小学館を通じて日本テレビに何度も「この条件で本当に良いか」確認しています。
問題(1話~7話)
・毎回、漫画を大きく改変したプロットや脚本が提出された
・漫画で敢えてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう
・個性の強い各キャラクター、特に朱里・小西・進吾は原作から大きくかけ離れた別人のようなキャラクターに変更される
・「性被害未遂・アフターピル・男性の生きづらさ・小西と進吾の長い対話」等、作品の各として大切に描いたシーンは大幅にカットや削除され、まともに描かれていない、その理由を聞いても納得のいく返事がない
・他にも細かなところはたくさんあった
これらが大きな問題だったようです。
芦原妃名子さんはこのことで「セクシー田中さん」という作品の個性を消されてしまうなら、
「私はドラマ化を今からでもやめたいぐらいだ」と何度も訴え、粘りに粘って加筆修正し、やっとの思いで
ほぼ原作通りの1~7話の脚本の完成にこぎつけたそうですが、
続く終盤のドラマオリジナル展開8話~10話でも問題が勃発したようです。
問題(8話~10話)
・芦原妃名子さんがあらすじ・セリフを準備したものを大幅に改変した脚本がまとめて提出された
・特に9話、10話の改変された脚本はベリーダンスの表現も間違いが多い
・ベリーダンスの監修の方とも連携が取れていないことが手に取るように分かった
・「当初の約束通り、とにかく一度原作者が用意したあらすじ、セリフをそのまま脚本に落としていただきたい」「足りない箇所、変更箇所、意見はもちろん伺うので、脚本として改変された形ではなく、別途相談していただきたい」と小学館から日本テレビへ申し入れたが、その後も大幅な改編がされたプロットや脚本が提出された
・提出された改変されたプロットや脚本を小学館から「当初の約束通りに」と日本テレビに戻すという作業が数回繰り返された
・最終的に日本テレビのチーフプロデューサーから「一度そのまま書くように」と指示が出たが、状況は変わらぬまま約4週間が過ぎた
時間が迫ってきたこともあり解決策としてこのような内容を提案されました。
問題解決策
・「原作者が用意したものをそのまま脚本化していただける方」に交代してと小学館からお願いし、
結果として日本テレビからは8話までの脚本を執筆した方は9話、10話の脚本には関わらないと聞いた
・9話、10話の脚本は、プロデューサー達の要望を取り入れつつ芦原妃名子さんが書いて、脚本として成立するよう、日本テレビと専門家で内容を整えてもらうという解決策になった。
芦原妃名子さんはこの時点で脚本家・相沢友子さんは関わっていないとの認識だったようですね。
となると相沢友子さんのSNSに投稿した内容に相違が発生しますね。
最後まで脚本家・相沢友子さんが関わっていた部分に謎が浮かびますね。
このブログの内容を見てみて根本的な問題も浮き上がってきます。
根本的な問題
・脚本家、監督、ドラマ制作スタッフと芦原妃名子さん達をつなぐ窓口はプロデューサー達のみだった
・小学館から日本テレビに伝えた「ドラマ化の条件」の内容をプロデューサー達がどのように脚本家、監督、ドラマ制作スタッフに伝えていたか芦原妃名子さん達には知る術は無かった
・最後まで脚本家・相沢友子が関わっていた
この部分が気になりますね。
まとめ
今回は「芦原妃名子のブログ全文!セクシー田中ドラマ制作で何があった?」と題しまして紹介しました。
小学館、日本テレビ、プロデューサーに疑問が残りますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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